たかみな

アイドルなんて、見た目さえよければ、性格なんてどうでもいいと思ってた。テレビやグラビアの中で笑ってくれれば、それで満足できる、そんな存在だと思ってた。高橋みなみ、通称 “たかみな” という小柄な少女と出会うまでは。彼女が夢に向かって必死に頑張る姿を見て、「自分も頑張ろう」とこんなにパワーをもらえるなんて、誰かのために涙を流す姿を見て、自分まで泣くことになるなんて。AKB48のメンバーやスタッフはもちろん、彼女に接したことのある人たちは、みんな口を揃える。
高橋みなみほど、他人のことを本気で思いやれる人間はいない」と―。
たぶんそれは本当のことで、だからこそ、たかみなは総勢100人を超えるメンバーをまとめられるのだ。それはメンバー全員が、“たかみなにAKB48をまとめてほしい” と願っているから。彼女のすべてを信頼しているから。AKB48のオリジナル・メンバーとして14歳から活動し、今はチームAのキャプテンでもあるたかみな。誕生日が4月8日で身長が148.5cm、どっちにも “48” が入っているから “AKB48の申し子” なんて呼ばれている。ただの偶然なんだろうけど、でも誰も、たかみなのいないAKB48なんて想像できなくて、その偶然に運命という名前がつけられた……。この本を通して、たかみなに触れることで、あなたもAKB48という壮大な物語の参加者になる。その頃には、きっとこう思っているはずだ―
たかみながいてくれてよかった。


高橋みなみ1stフォトブック『たかみな』 (講談社 MOOK)

高橋みなみ1stフォトブック『たかみな』 (講談社 MOOK)


スカートの裾捲り上げ、鴨を追っかける画最高。どこのジブリ映画ですかと。まゆゆと陽菜が描いた、たかみなイラストの対比←笑