支援物資保管庫

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遠野市の災害支援物資保管場がにぎわっている。被災者がほしい物を直接探して持ち帰れる。大型連休は連日200世帯以上が訪れ「助かった」と喜んだ。


同市東穀町の稲荷下屋内運動場を保管場所にしたのは3月18日。姉妹都市や市民らから集まった衣類やコメなどを集め、釜石市大槌町に届けていた。


4月に入り被災者が、遠野市雇用促進住宅などに移住してきたため、その人たちへの物資提供も開始。「個人でも物資をもらえるようだ」と口コミで広がり、22日には市外から来る人が市内の人を上回った。


各日50世帯前後だったのが24日は100世帯に。その後も増え続けて5日は389世帯に。7日までの総数308世帯の約85%が市外だった。


物資は、室内運動場を27区画に分けてコメや衣類、寝具からシャンプー、トイレットペーパーなど約100種類を並べる。30品目まで無料で持ち帰れる。選ぶ時間を30分に制限することもある。それでも7日は1時間待ちの人気だった。


当初は、被災証明書の提示などを求めていたが、今は住所や名前を書くだけ。現地責任者の菊池武夫・市農業活性化本部長によると人気があるのはコメや調味料。大船渡市赤崎からきた女性(57)は「地元の隣接地区では係の人に『どこから来た』と疑われるような扱いを受けた。全く知らないここで気兼ねなく品物を選べた」。

避難所は徐々に減りつつあるので、こういったステーション的な場所が地域ごとにあればいいのかなって思う。(山積みにされた)自治体の倉庫から上手く配送できるように、倉庫管理や物流のプロなんかと連携できたらいいのに。できれば被災地の。