デジアナ

http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20110617/ecn1106171122004-n1.htm

7月24日にアナログテレビ放送が終了する。完全デジタル化が予定されていたが、震災の被害が大きい岩手、宮城、福島の3県はアナログ放送の停波が最大1年延期になった。


 これとは別に、アナログ放送停波後もアナログテレビを見続けることができる人が大勢いる。ケーブルテレビによる「デジアナ変換」利用者だ。


 これは、地上デジタル放送の番組をアナログ方式に変換(デジアナ変換)した信号をケーブルテレビで各家庭に配信するもの。昨年2月から総務省が要請し、多くの局が導入している。2015年3月末までの暫定的措置で、導入するケーブルテレビ局には国から補助金が出る。


 なぜこんなことをするのだろうか?


 デジアナ変換を導入すれば、まだ使えるアナログテレビを継続して使用できるので買い替えを急がなくていい。複数台のアナログ受信機を所有している人は、すべてを買い替えると懐が痛い。経済的負担の平準化、アナログテレビの廃棄による環境負荷軽減などが目的とされている。


 一方でデジタル化を急ぎながら、なぜ一部だけアナログを残すのか? 普通に受信している人には負担がかかってもよいのか? 天下りの温床になっていないのか? 国がやることはいつも疑念がつきまとう。


パソコン内蔵のテレビはアナログチューナーなのですが、何のお知らせもなくデジアナ変換されていてびっくり。ケーブルテレビ???と思ったけれど契約はインターネットのみでテレビは非契約だし。あとウチは、某企業の電波障害による共聴アンテナ地域だったりするのですが、調べてみたら地デジ移行に伴い補償対策は終了するとのことでした(ただし暫定措置として概ね2年の対策延長…)


まぁあとは、住宅の管理会社がなんとかしてくれたのか…

集合住宅共聴施設の改修費に対する助成金のお知らせ
http://digisuppo.jp/index.php/branch/aichi/27/infocenter/donation/housing/


パソコンでテレビを見ることは(デジタル非対応品を購入した時点で)半ば諦めていたので、まさかの事態でとってもありがたい事なのですけど、視聴経路がわからないから何の恩恵を受けているのか、はたまたそうじゃないのかもしれないし、またいつまで見られるのかがわからないからちょっと不気味。