8.9ナガサキ


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広島と長崎に原爆が投下された8月6日と9日の意味が忘れ去られ、「ふつうの日」になりつつあるのではないか。そんな問いかけを込めた「ふつうの日になったのか原爆の日」ポスター展が5日から、国立市役所1階ロビーなどで開かれる。

母は長崎出身で(私が中学の頃がんで亡くなったのですが)生前はこういった展示会によく連れて行かれました。なので「原爆の日」というとまず母を思い出します。


 企画したのは広告のクリエーティブ・ディレクターを務める神田恭介さん(53)。7月初めにデザイナーや画家9人に「原爆の日について考え、話し合ってもらう」きっかけになるポスターの制作を依頼。国立市と準備を進めてきた。


 帽子をかぶった人物がこちらを見つめる作品には「さよならって 言えなかった。さよなら」と記され、燃え上がる炎が描かれたポスターには「ただいま。」との言葉がある。原爆を直接表現したものではないが、神田さんは「何を表現しているのかを深く考えてもらおうというねらいがある。親子や友だち同士で見に来てほしい」と話す。

2009年の毎日広告デザイン賞に初めて「原爆の日」の意味を考える作品を出展し優秀賞を受賞。白い紙に広島と長崎の位置を示す黒い点2個を配し「歴史の汚点との意味を込めた」。そして「立ち止まって考えることを8と6、8と9は、数字から、文字へ、そしてことばになって願っています」とつづった。


 今回のポスター展は19日までで、無料。市役所のほか、くにたち中央図書館や中央児童館など市内9カ所でも1作品ずつ展示する。問い合わせは国立市市民協働推進課(042・576・2111)へ。(清水大輔

http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/shisei/heiwa/004878.html