みやぎ夢燈花

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110911t15008.htm09/11



手作りのろうそくを命に見立て、その大切さを考える「みやぎ夢燈花(ゆめとうか)2011」が10日、仙台市泉区の南中山小で行われた。11日で発生から半年を迎える東日本大震災の犠牲者の鎮魂と復興への願いを込め、1本ずつ火がともされた。
 ろうそく作りには南中山小の児童のほか、避難所の石巻市湊小で暮らす子どもたちや大阪府池田市の9小学校の児童ら約500人が参加。赤や青など色とりどりの2011本を用意した。
 南中山小4年の高橋伶奈さん(10)は「きれいな炎を見て、みんなの気持ちがつながった気がする」と話した。
 泉区南中山の住民らでつくるNPO「みやぎ夢燈花」の主催で5回目。大阪教育大付属池田小で2001年に起きた校内児童殺傷事件を契機に大阪府池田市で「いけだ夢燈花」が始まり、宮城県光明支援学校が同市にろうそくを贈り続けた縁で07年から仙台でも行われるようになった。