定禅寺ストリートジャズフェスティバル

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110911t15007.htm09/11

音で感じる復興の息吹―。第21回定禅寺ストリートジャズフェスティバル(実行委員会主催)が10日、仙台市中心部で開幕した。東日本大震災の発生から半年。震災直後、物資を求めて人々が行き来した通りには、音楽と人の笑顔があふれた。

 仙台の最高気温が32.2度と真夏のような暑さの中、演奏者も聴衆も熱い演奏を楽しんだ。地震発生時刻の午後2時46分には、出演者が一斉に鎮魂を願い「A(ハ長調でラ)」の音を演奏。手を合わせ、黙とうする聴衆の姿が見られた。
 10、11の両日で、約750組が登場する。11日も午前11時に演奏が始まり、午後6時から青葉区勾当台公園市民広場でフィナーレが行われる。