茉夏への…

佐藤実絵子「*エール*」03/09


前から、いつか話そうと思っていたこと。
今日がその日のような気がして、今書いています。


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リバイバル公演のレッスンをしていた時。
ポジションの確認をするために1冊目のSKEノートを見ていました。
SKEノートには、ポジションだけじゃなくて、日記的なものも書いてあるので、それを読んでて、


○月○日、まなつとメール


って一文が…
それを読んで思い出した。あの日のこと。
まなつも『あぁ!』って言ってたから、まなつにとっても、印象的な思い出になってるんだと思う。


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あの頃、まだ一期生と二期生の間に先輩と後輩って大きな壁があって、K2のメンバーにも『実絵子さん』って呼ばれていたような頃。
まなつから一通のメールが届いたのです。
そのメールを見たとき、最初に思ったのは、『このメールって本当にあたしに送ったのかな?間違えたのかな?』
って。それくらい、センターに立つ不安とか、素直で切実な気持ちが綴られてた。


チームSとK2の時とは全然違います。
Sの時は、みんな分かってなかった。センターとか、あんまり分かってなかった。
必死で。
でもK2の時は違う。
先輩たちが常に見てて、


『ねぇねぇどの子がセンター?』
渚のCHERRYは誰がやるの?』


そんな質問が平気で飛び交ってた。
そんな中、センターに任命されるプレッシャーを。不安を。
皆さんは想像することが出来ますか?


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まなつは本来、自分が自分がってタイプじゃなくて、でも、必死に頑張ってます。
お喋りする事を間違えただけで涙が出ちゃうのは、みんなの代表で言ってるんだって、そういう気持ちがあるから。
普通だったら、本質的な性格なんて変える必要ないのに、そこさえも変わらなきゃいけないって言われちゃうんだもん。
でも…、
この前またまなつは実絵子に相談してくれた、
(普通のメールはいつもしてるよ。笑)


あの頃、私はセンターなんてって悩んでた女の子が、
今は違う意味で悩んでる。
それだけでも、凄く変わったんだよ。
大きくなったんだよ。
成長出来てるってことなんだよ。
今は自分では分からないかもしれないけど、でも感じて欲しいんです。
だから、今このブログを書いてます。
まなつには内緒で(笑)
実絵子はあの日から、まなつを応援したいと思ったんだ。
アイドルとして、一人の女の子として、K2のエースとして。


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メンバーは、みんなそれぞれ悩んで、もがいているんです。
だから、笑顔が輝いているんです。
上手く言えないけど、
そんな私たちを、これからも暖かく見守って欲しいです。
愛して欲しいです。
K2を、これからもよろしくお願いします。


ミ゜ェ゜コ