福幸きらり商店街

asahi.com(朝日新聞社):大槌に年の瀬の活気戻る 仮設商店街、校庭に40店 - 東日本大震災12/17

岩手県大槌町の旧小学校グラウンドに17日、被災地では最大規模の約40店舗が集まる仮設商店街が誕生した。「福幸きらり商店街」と名付けた。ビデオレンタル店やスナック、スーパーなど、あらゆるジャンルの店がそろったショッピングモールだ。


 大槌町では事業所の9割が被災した。町商工会によると、再開したか、再開予定の店は4割程度。残りの店の多くは資金不足や高齢化、経営者の死亡などで再建を断念している。中小企業基盤整備機構から場所を提供され、何とか再建を目指す店は、ここを含め6カ所で約80店舗ある。


 町内では、地元資本のショッピングセンター「マスト」も40店を超すテナントを集めて22日に再開する。町は、2大商店街の年末商戦で活気を取り戻そうとしている。