被災地でオンデマンドバス実証試験


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121011/k10015656371000.html10/11

岩手店釜石市仮設住宅に暮らす人たちなどの交通の便を改善しようと、利用者が事前に予約をすることで要望に沿ったルートや時間帯で運行する「オンデマンドバス」の実証試験が始まりました。


岩手県釜石市は、路線バスのルートから離れていて買い物や病院通いが難しい仮設住宅の住民などの交通の便を改善しようと、10日から「オンデマンドバス」の実証試験を始めました。釜石市鵜住居町の仮設住宅に住む66才の女性がバスに乗り込み、市の中心部にある母親が入所する福祉施設に向かいました。
「オンデマンドバス」の運行は9人乗りの車両2台を使って行われ、最大で1日に8往復する予定で、運賃は最大で350円です。
利用した女性は「これまで路線バスを利用してきましたが、バス停まで離れているため、荷物が多いときなど大変でした。仮設住宅の前まで来てくれるオンデマンドバスは便利です」と話していました。