2階建て屋根なしバスで工場鑑賞
@nifty:デイリーポータルZ:2階建て屋根なしバスで工場鑑賞
屋根なし2階建てバスで工場見に行くツアー開催
以前「首都高をジェットコースターで走る」という記事を書いた。「SKYバス」というバスをチャーターしてただひたすら首都高を走るという催しをやった、そのレポートだ。たのしかったなあ。ほんとうにあれはすてきだった。
高さ3.8m。ETCゲートぎりぎり。しかも屋根がない。
そうだ!これであそこを走りたい!
「工場萌え」約束の地、首都高川崎線だ。
工場群の中をりりしく貫くこの高架。工場好きのために作られたと噂されている東洋の奇跡である。たぶん。
比較的最近開通したこの川崎線。しかしながらひとつだけ問題が。
柵がじゃま。
柵がじゃまなのだ。柵・が・じゃ・ま・!
眼下に石油化学系プラントの大海をばっちり臨んでいるのに柵がじゃま!
しかし、このSKYバスだったら…SKYバスならやってくれるはず…!なんせ高さ3.8m。
で、やってみた。予想通り!柵なんのその!
綺麗!映画の中の世界みたい
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羽田空港から出発した。目立つ!
さて、このツアー。今回もtwitterで参加者を募った。そしたら、前回と同様、あっというまに定員に。なんだみんな工場大好きだなー。
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みんな乗り込んだ。ごらんのとおり、屋根なし。
「川崎に近いから」という以外にさして理由もなく集合場所として選んだ羽田空港だったが、おもいのほかこの空港内の道路ぐるぐる回るのが楽しかった。しょっぱなみんな大興奮だ!
首都高に乗るために空港内をぐるっと。これがなかなか楽しい!みんな手を振ってくれるし。
これは楽しい
そして多摩川の下を一路川崎へ。トンネルだ。
前回の山手トンネル〜大橋ジャンクションで確信したが、SKYバスはトンネルを楽しむために作られたにちがいない。ほんと、高い視点でトンネル天井に手が届きそうな感じのまま疾走するあれは得難い経験だ。
今回のツアーでも何回かトンネルを行った。すてきなのだ。みんなも乗ったほうがいい。SKYバスでトンネル。
上の「川崎港トンネル」は、この車道の脇に歩行者用のトンネルもあって、それがまたすてきなのだ。→コネタ城に「川崎にすてきな地下道がある」で報告したこともある、あそこだ。ひとりで行くと怖いけど。
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おお!見えるよ!ふだん植栽で隠れている彼女が!
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SKYバスここに停めて、住みたいです。
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そうそう、この場を借りて言っておきたいことがある。ここ数年いろんなメディアで、こういった「工場鑑賞」がとりあげられるんだけど、そういうときに しばしば「男のロマン」とか「男子ってこういうの好きですよね」とかいわれる。
そういう性別と結びつける言いぐさは大間違いだから!まったくもう!
実際、こうやってツアーやったりイベントやったりすると、いつも男女比半々。性別関係ない。っていうか、なんでみんな性別と結びつけたがるかな。もっと有意な相関さがしてよ。
なんでこんなに熱くなってるのかというと、ひとりぼっちで彼女もいなくて、しょぼくれて工場めぐってた学生時代の自分を慰めたいわけです。まあ、むこうも38歳にもなった自分にそんな慰められ方したくないだろうけど。
うん、性別関係なく楽しめると思う☆