震災から1年11カ月
http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/2013/02/11tohoku/02/11
岩手、宮城で不明者捜索
東日本大震災から1年11カ月に当たる11日、岩手、宮城両県の沿岸部で県警や海上保安部が震災の行方不明者を集中捜索した。警察庁によると、両県の行方不明者は6日現在で2483人。
宮城県気仙沼市の鮪立漁港では、粉雪が舞い散る中、宮城海保の潜水士4人が海岸線沿いを捜索。潜水班長の藤田伸樹さん(38)は「海の中は行方不明者の家族が行けない世界。不明者や身元特定につながるものを海から引き揚げたい」と話した。
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岩手県陸前高田市の広田湾では、釜石海上保安部や市消防本部の職員ら約90人が合同で捜索に当たった。雪の中で行われた出動式では職員らが海に向かって黙とう。その後、巡視船「きたかみ」の搭載艇が海岸線に近づいて行方不明者の手掛かりがないか調べた。
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