ウィンブルドンへ連れていって
SKE48・矢神久美が卒業前に語った『ウィンブルドン』への思い【インタビュー】 | 日刊SPA! 130212
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――ゆりあさんとはユニットも組んでたけど、思い出深い曲といえば『狼とプライド』なの?
矢神:ゆりあとやってた狼(『狼とプライド』)も大事ですけど、やっぱりウィンブルドン(『ウィンブルドンへ連れていって』)ですかね。私が辞めたらオリジナルメンバーがもういなくなっちゃう。先に辞めた2人がいなくなってからずっと幻にしちゃいけないなと思って続けてきたけど、いろんな後輩がやるようになったので、そろそろ後輩に譲ってもいいんじゃないかなって思いました。でも本当にもう一度だけでいいから昔のあの3人でやりたいですね。
――3人ともいなくなっちゃうんですね
矢神:そうです。それが寂しいけど、ちゃんと後輩たちが受け継いでくれて、もう一個の違った“奇跡のウィンブルドン”を作ってほしいですね。期待してます。
同期による奇跡のウィンブルドンは作られたな(余談)
――最初にもらった自分のための曲ですよね。
矢神:すごい思い出深い。私、今だから言いますけど、本当はあの曲、自分はこれじゃないなって思ってたんです。私は当時ショートヘアだったしカッコ良い曲が来ると思ってた。そしたら、なんか美少女戦隊みたいな可愛いフリフリの衣裳に肩をすくめるような曲で、これ似合うかなって思っちゃったんですよ。あとの2人は可愛いし、ピンクで黄色も似合うし、なんで私だけって思ってた。でも、ある日突然、握手会でファンの人に「あれめっちゃ可愛いよ」って言われてから、なんだ自分にも似合うんだって思って。それから自分の幅もすごい広くなりました。可愛いのは似合わないと思ってたんですけど、カッコ良いのも可愛いいものやれる人になろうと思って、全部受け入れようって思えるようになりました。
――ウィンブルドンによって、新しい自分が引き出されたってことですね
矢神:だから秋元先生には本当に感謝してるんです。あの歌がなかったら、今の自分いなかったですもんね。
――幅を広げられたんですね。歌はリクエストアワードとかにも入りましたが。
矢神:嬉しいですね。ファン投票で歌わせていただけたことは。
――では、最後にファンの人にメッセージを
矢神:これからもSKE48と、もし良かったら私の応援もよろしくお願いしますと言いたいです。本当にファンの皆さんに支えていただいたからこそ、ここまで来れたのだと思います。皆さんがいなかったら、きっと今の私もいなかっただろうし勇気も持てなかったと思うので、すごく感謝してます。ありがとございます。そしてこれからもよろしくお願いします。
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――芸能界に戻ってきたいっていうのはある?
矢神:そうですね。一回芸能界を引退して、また戻ってくるっていうのは、相当大変なことだと思うんですよ。でも、自分が本当に戻りたいと思ったときは、死に物狂いで頑張って努力して戻ってくるって決めてるんです。今まだ決めてはいないですけど。
くーちゃんは戻ってきそう… 願望の意味も込めて