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3月12日


県境地震から4年、復興願い 3/12

 十日町市津南町震度6弱を観測、県内で45人が重軽傷を負い、約2400棟の建物被害を出した新潟・長野県境地震は、12日で発生から4年となる。十日町市では11日、復興の願いを込めてろうそくをともすイベントが行われ、集まった市民らは災害の記憶をあらためて心に刻んだ。


 県境地震は2011年3月12日午前3時59分に発生し、長野県では3人が死亡した。


 イベントは東日本大震災の犠牲者追悼と合わせ、市内の団体「市民活動ネットワークひとサポ」が主催。約100人は雪がちらつく中、紙コップに入れたろうそくを、ハートをかたどった雪の台の上に並べた。


 市内の無職、斎木喜代子さん(65)は「当時は雪が消えてから被害の大きさが分かり、冬の地震の怖さを感じた。この地域で被害があったことを忘れず、防災への意識を持ち続けたい」と話した。


長野・栄村の震度6強から4年 過疎と向き合う復興 3/12

4年前の12日、東日本大震災の翌日に長野県栄村で震度6強地震がありました。復旧から復興へ進もうとする小さな村は、過疎化と高齢化が深刻です。


 栄村で震度6強地震が発生したのは、4年前の12日午前3時59分でした。未明の地震で村内の8割にあたる694棟が被害を受け、地震後のストレスなどで3人が亡くなりました。震災後、村を離れる住民が出るなど過疎化と高齢化に拍車が掛かり、人口はこの4年間で200人以上減りました。65歳以上が占める高齢化率は48.5%です。
 村民:「年寄りばっかりの村だから、あんまり元気が出ない」
 高齢者を対象に悩みごとを聞く相談会を定期的に設けたり、若者が定住できる地域づくりを目指しています。

http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20150311-OYTNT50418.html 3/12

栄村を震度6強の揺れが襲った県北部地震から12日で4年を迎える。道路や住宅、農地などの復旧が終わり、7月には観光客向けの農産物直売所も開業する。過疎化や高齢化が進む中、20代の復興支援員2人が住民を勇気づけてきた。


 秋山郷の小赤沢公民館で11日、独り暮らしの男性住民らを対象にした料理教室が開かれた。復興支援員の越智勇気さん(27)と高橋琢磨さん(28)が、配膳や洗い物を手際よく済ませていった。参加者の1人、山田文一さん(65)は「若い人と一緒に料理ができて楽しかった」と笑顔を見せた。


 復興支援員は、被災者の見守りや地域おこしに協力する国の制度。越智さんは九州大大学院1年を休学して福岡から、高橋さんは仕事をやめて千葉から、それぞれ昨年4月着任した。


 越智さんは、郷土料理「タケノコ汁」をアレンジした創作料理で、地元の名物料理コンテストの最終選考まで勝ち残った。民俗学を専攻しており、壊れた蔵にあった史料や民具を整理する作業も手伝う。「地元にはこんないいものがあると誇りを持って」と語る。


 祖父母が村内に住む高橋さんは、農業を学ぶため支援員に志願した。昨夏、ラフティングを取り入れた村社協の婚活イベントを手伝った。「若い人を引き込みたい」と意気込んでいる。


 2人と接した志久見地区の市川正良さん(69)と佳子さん(64)夫妻は、「地震後は生きていく力が抜けたけど、支援員が雪下ダイコンを村の名物にできないか、などと言ってくれて、また夢が持てた」と振り返る。


 村は地震により、694棟が損壊し、人口の約8割が一時、避難所生活を送った。住民の生活再建は進んだ一方、今年3月の人口は2096人と、2011年2月より235人減り、過疎化が進んでいる。


栄村復興支援機構『結い』