愛娘に会いたい 震災8年目 あらゆる骨拾った日々

https://www.nikkansports.com/m/general/nikkan/news/201903100000635_m.html

 

 

今もなお、愛娘の捜索を続ける鈴木夫妻。今年2月、石巻市教委に対し、捜索活動の中で地中探査レーダーの導入を要望した。義明さんは「硫黄島での遺骨探査にも使っていると聞く。これまで有効的な具体策を何も打ち出してこなかった市教委に、本気度を見せてもらいたい」と訴えた。

 

 

 

3.12復興灯明祭



復興の願い、灯明に込めて 長野県栄村 震災6年 :日本経済新聞 03/12

東日本大震災翌日に震度6強の地震に見舞われた長野県栄村で12日、住民やボランティアらがキャンドルをともして、復興を願う「3.12復興灯明祭」が開かれた。


 発生からこの日で6年。村中心部のJR森宮野原駅前に作った高さ約8メートルの雪山に村の子供たちがキャンドルを準備。午後6時すぎ、灯がともされると「3.12栄村」の文字が浮かび上がった。

 母親と一緒に訪れた栄村の中学1年、高橋優豪君(13)は「震災直後は食事もなく近所の人と助け合い乗り越えた。人は減っているが、元気でにぎやかな村になってほしい」と話した。

 近くには、震災を語り継ぐため、「栄村震災復興祈念館」が昨年4月に開館。震災を経験した村民7人の証言を収めた映像を見ることができる。

 地震では村内の住宅約200棟が全半壊し、避難生活のストレスや過労などで3人が亡くなり災害関連死と認定された。村は「祈念館を通じて今後も震災の教訓や復興に向けた取り組みを伝えていきたい」としている。〔共同〕

栄村ふるさと納税(一般寄付)


http://www.vill.sakae.nagano.jp/furusato/index.html

平成28年ふるさと納税(寄付)の受付について
※栄村への寄付は2種類あります。
 ※寄付は年に何回でも可能です。寄付額の上限はありません。

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2 一般寄付
■受付期間:通年(随時受付)
■お礼の品:寄付1件1万円につき、村の特産品(お米以外)※その時期にご用意できる品になります。
■発送時期:入金確認後、概ね2週間以内に発送いたします。
■使い道:
下記のメニューから選択いただけます。
 (1)自然環境保全事業(自然環境の保護、景観維持など)
 (2)雪害・災害・防災事業(雪害救助員派遣、防災備蓄品の整備など)
 (3)保険・福祉事業(健康増進、高齢者福祉、子育て支援など)
 (4)文化・教育事業(文化の伝承、スポーツ振興、教育など)
 (5)使途の指定はしない(※使途は村長におまかせいただくことになります)
■発送元:(有)栄村物産センター

栄村地震記録集「絆」


栄村大震災とは? 3.11翌日の震度6強 「忘れられた被災地」の現状は 03/12

2011年に起きた、もう一つの大震災を覚えているだろうか。


3月12日の午前3時59分、震度6強の強い揺れが長野県北部の栄村を襲った。マグニチュード6.7の直下型大地震。日本有数の豪雪地帯に位置する人口2300人の山あいの村は、甚大なダメージを受けた。秋山地区を除く村内全域の804世帯2042人に避難指示が出た。


しかし、当日は未曾有の被害となった東日本大震災の翌日、津波福島第一原発の事故被害などの報道が優先され、栄村の報道は少なく、「忘れられた被災地」となった。この長野県北部地震の被害を村では「栄村大震災」と呼んだ。

同年10月に震災復興計画が策定され、復旧から復興への本格的な取り組みが始まった。この計画が2017年3月末に期限を迎えるのを機に、栄村の復興推進委員会が、3月8日までに評価をまとめた。信濃毎日新聞によると推進委は「復興計画に沿ってインフラ整備は早く進んだ」と総括する一方、「財源の使い方がハードに傾斜し、(ソフト面での事業効果が)広く村民に行き渡らなかった」と指摘。


推進委の鈴木敏彦委員長(70)は、「平成の大合併」の動きの中、村が合併せずに自立の道を選んだことを踏まえ「復旧に向けた取り組みは比較的うまくいき、自立の村の良さが出た。村民生活に密着した支援をさらに進めていってほしい」と話していたという。


村では、大地震の記憶を風化させないために2013年、栄村震災記録集「絆」を発刊した。公式サイトで全ページを公開している。

栄村震災記録集「絆」
http://www.vill.sakae.nagano.jp/topics/oshirase_quake-document.html

あのときの、ラジオ

あのときの、ラジオ 3.11震災特集 :朝日新聞デジタル

あのとき、パーソナリティーたちが伝えたかったこと。東日本大震災から6年。いま考える「ラジオの役割」。

企画:入尾野篤彦 制作:白井政行 デザイン:加藤啓太郎 撮影:佐藤正人、迫和義、北村玲奈