業界そのさん!

「アイドル業界と声優業界」についてのその3。大事なことなのでコピペ。



■アイドル業界と声優業界そのさん!|たかみゆきひさオフィシャルブログ「shadowcube」Powered by Ameba06/24

今週の頭にアップしようと思ってたのに、週末になってしまった(^^;)

      • -


アイドル業界と声優業界について書いたら結構反響あるみたいです(^^;)。


先週、とある専門学校(声優などタレント関連の学校ね)で講演をしてきたんだけど、


「最近、ホリプロさんなど芸能プロダクションが声優業界に入ってきてますが、大丈夫なんでしょうか」


って質問されました。


やっぱり、注目はされているようです。
特にこういった学校に通う学生さんにとってはこういう芸能プロダクション系って大丈夫なのかとか心配なんでしょうね。


アイドル業界と声優業界そのに! ではアイドル業界が安易に声優業界に参入しようと思ってもムリ!って書きました。


それはまずそのいち でも書いたようにキャスティングの違い、アイドル業界はイメージが悪い、そしてオーディション情報が来ないってことが理由のひとつとして言えるのですが、それについての一例としてとてもわかりやすいのが、茅原実里さんのマネージャーさんのTwitterまとめ(こちら )。


ここで登場するのは「avex」という大きな看板。
avexっていえば一般の皆さんもご存じの通り芸能界では超大手です。


にもかかわらず、全然アニメに出られなかった話が書いてあります。
最初はavex制作のアニメ「天上天下」のヒロインとして華々しくデビューを飾ったんだけど、それは自社制作の作品。そして、その後まったくの鳴かず飛ばず
avexという看板のイメージの悪さについても言及されてます。


茅原実里さんは今でこぞ武道館クラスの声優さんですが、デビューからのこの苦労話はリアリティあります。


このマネージャーさんもたくさんの苦労と努力を重ねたんだろうと推察します。


芸能界から声優業界ってのは、まぁ、とにかくタイヘンです。
風当たりは強いですよ。


うちも「アップフロント」っていう看板があるから、どのくらいタイヘンかはわかります(笑)。


ただ、「エイベックスなんだから、エイベックスの作品に出れればいいんじゃないですか」なんてことは言われない分穏やかではありましたが。


あと、最初からそれがわかって会社を立ち上げてるし、アイドル業界というよりはもともと声優事業をきちんと進めるつもりでやってましたので、なんとかやってこられています。


そんなことで、うちもアイドル業界側じゃん、ってレッテル貼られながらも、声優業界でお仕事させていただいているので、「そのに 」で書いたように絶対ムリってことではなく、例外もあります。



さて、この茅原実里さんのマネージャーさんのお話で大事なポイントは芸能界というイメージの悪さだけでなく、もうひとつあります。
それは、声優として活動していくには次の作品、そしてさらに次の作品と出続けなくてはならない、そしてブレイクするにはキャラクターとの出会いがとっても大事だっていうことです。
ご祝儀的に一発目に出られても、次の作品に出られなければ声優として続けていくのは難しいです。


そのためにはオーディションです。


どうしたらオーディションに出られるのかはここでは書きませんが


とにかく誠実さと努力と忍耐、粘り強さが必要です


芸能界、アイドル業界のみなさんは気が短い人が多いので(←怒りっぽいっていう意味ではない)、難しいんじゃないかなーって思う。
もう感覚とか価値観が全然違うんです。


この壁は並大抵の努力では壊せない。
だからムリ!って思うんですよね。


アイドル業界と声優業界のスピード感の違いは「そのよん」で書きたいと思います。

余談ですがたかみ社長は(任期を終えて)アップフロントからは抜けたのですね。じゃぁ



AKB0048 公式サイト
の人選作業にぴったりだと思うなぁ。アドバイザー的な立場で。