「SKE専用劇場は秋までにできるのか?」ナタリー記事


SKE48過去最大規模2DAYSライブにファン1万6000人熱狂 - 音楽ナタリー04/16

SKE48が4月14日・15日、愛知・日本ガイシスポーツプラザ ガイシホールで単独ライブ「SKE48春コン2012『SKE専用劇場は秋までにできるのか?』」を実施した。


このライブはSKE48単独としては過去最大規模となり、2日間で計1万6000人を動員。花道でつながれた四方4カ所のステージ、せり上がりといった大会場を最大限に活かしたステージ構成のほか、チケット完売によりメインステージ後方に用意された「背中席」など、このライブならではの試みも用意された。


14日の初日公演は、桑原みずきのピアノ演奏からスタート。そのまま、先日退院したばかりの松井珠理奈がステージに現れ、「枯葉のステーション」をしっとりと歌い上げた。珠理奈は「次はあのメンバーにあの曲を、おねガイシます!」と得意のダジャレも披露し、元気な姿をファンにアピールした。


チームSチームKIIチームEがそれぞれパワフルなパフォーマンスで会場を盛り上げた後は、ユニット曲のパートに突入。「天使のしっぽ」では4つのステージで同時にチームS、KII、E、研究生が同じ衣装を着て歌い踊るサプライズで、ファンを驚かせた。


15日の2日目公演は、矢神久美のサックス独奏から幕開け。そのまま「1!2!3!4! ヨロシク!」になだれ込み、ステージ上には全メンバーが登場してオープニングを盛り上げた。この日はユニットコーナーで秦佐和子松井玲奈による「狼とプライド」、3月末でSKE48を卒業した小野晴香間野春香山田恵里伽の組み合わせによる「思い出以上」などの、シャッフルユニットも用意された。


アンコールでは、AKB48の最新シングル「GIVE ME FIVE!」をSKE48のメンバーが生バンドスタイルで演奏。さらに、5月16日にリリースされる9thシングル「アイシテラブル!」も初披露され、会場のファンを喜ばせた。そして最後は、珠理奈や怪我で一部出演となった平松可奈子、卒業した小野、間野、山田を含む全出演者で「仲間の歌」を歌唱。SKE48史上過去最大規模の2DAYSライブは大成功のうちに幕を閉じた。

SKE48メンバー コメント(15日公演前の会見より)


松井玲奈チームS
(初の日本ガイシホールでのライブ前のメンバーの様子を訊かれて)ライブ前は、こんな大きなステージも初めてですし、多くの皆さまの前でのパフォーマンスだったので、みんなすごく緊張していました。実際にステージに立つと、大きな会場ですが、ファンの皆さんとの距離がとても近かったので、終わったときにはみんな笑顔でした。
(新曲「アイシテラブル!」について)今回の曲はストレートに愛を伝える楽曲で、かけ声的な感じで「愛してる」とか「アイ・ラブ・ユー」と歌っているので、ファンの皆さんと一緒に歌えたらもっと楽しくなると思います。


須田亜香里チームS
(初試みの背中席について)がんばりが伝わるように、みんなで背中からもパワーを出したいと思います。私は背中にすごく自信があるので(笑)、ファンの方に気付いてもらえたら嬉しいです。


矢方美紀チームKII
(初の選抜入りについて)SKE48に入って初めて9thシングルの選抜メンバーに入らせていただいたのですが、長い間たくさんのファンの方がずっと「選抜に入れるようにがんばって」と応援してくれていたので、今後はこの恩を返していけるようにどんどん前に出ていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。