被災地いらなかった物


http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20131107-00033070-r25 11/07

東日本大震災から約2年半。支援のあり方はたびたび議論されてきたが、このほど支援する側の体制や内容ではなく、支援される側が不要と感じた支援物資について、Twitterハッシュタグ「#被災地いらなかった物リスト」を通じて様々な意見が投稿され、ネット上で話題になっている。


この話題はさらにtogetterにもまとめられ、約23万7000view(11月6日11時時点)と注目を集めた。そこには様々な品があがっているが、特に「いらなかった」という声が多かったのは古着、サプリ・薬類、千羽鶴・寄せ書きだ。そのコメントは次のとおり。


■古着
「いつの時代かわからない古着。。。捨てるのも大変だった。。。燃えるゴミに出せない。。。」


■サプリ、薬類
「成分表がよめない海外の食品は本気で困りました。アレルギーの対応しなくちゃならないので」
サプリメント、離乳食。英語表示で見たこともない物」
「『これを呑めば精神も安定する』文書と共に送られてきた漢方薬?賞味期限がきれたサプリメント」(原文ママ


千羽鶴、寄せ書き
「いっぱいあるけど、なにより千羽鶴と寄せ書きです…。いやほんと申し訳ないけどどうにもならない…」


また、「使い古しの玩具」「使用済みのレジ袋」「生菓子など消費期限が短いもの」などを挙げるの声も。寄せ書きについては、「結構心の支えになりましたけどね」という声もあるが、問題は“置く(飾る)場所”だったそう。


「物品そのものが有用でも、適材適所が成されないために不要になってた物も多かった」(原文ママ
「『想い』はときとして『重い』モノとなりますので、支援物資として必要な物の確認を」


という声にあるように、救援物資を提供するときのマナーの確認や、ミスマッチを最小限にし、必要な場所に必要な物を届けるシステム作りに活用できたら――というのが、このまとめの“想い”だという。このハッシュタグに投稿されたツイートを読んだ人からは、


「勉強になる。とりあえずモノは新品を送る。何送っていいかわからない時は現金。って思った」
「なるほどねー。確かに」


という声も多数。改めて、“相手の立場になってものを考えること”を教えられた人も多いようだ。